M-1グランプリ、IPPONグランプリ、ドキュメンタルなど常にお笑いの最前線を走るダウンタウン松本人志氏。
今回は、松本人志氏のお笑いを視る力「お笑い眼」がいかに凄いのかを検証してみました。
今回検証する説はこちら!
『M-1グランプリで松本人志が優勝者よりも高い点数を付けたコンビは、次の年決勝に進めば必ず優勝できる説』
松本氏は、第1回目から審査員としてM-1グランプリに参加しています。
はたして、お笑い界の最前線を走る松本氏の「漫才の評価」は正しいのか?
百聞は一見に如かず。
ということで、さっそく検証にはいっていきます。
- 1. M-1グランプリ第1回(2001)
- 2. M-1グランプリ第2回(2002)
- 3. M-1グランプリ第3回(2003)
- 4. M-1グランプリ第4回(2004)
- 5. M-1グランプリ第5回(2005)
- 6. M-1グランプリ第6回(2006)
- 7. M-1グランプリ第7回(2007)
- 8. M-1グランプリ第8回(2008)
- 9. M-1グランプリ第9回(2009)
- 10. M-1グランプリ第10回(2010)
- 11. M-1グランプリ第11回(2015)
- 12. M-1グランプリ第12回(2016)
- 13. M-1グランプリ第13回(2017)
- 14. M-1グランプリ第14回(2018)
- 15. M-1グランプリ第15回(2019)
- 16. M-1グランプリ第16回(2020)
- 17. まとめ
M-1グランプリ第1回(2001)
まず2001年に行われたM-1グランプリ第1回大会。
決勝進出者と松本氏の得点がこちら!
見事M-1グランプリ第1回のグランプリに輝いたのは中川家でした。
松本氏は、優勝した中川家に70点と高得点を付けています。
しかし、ここで注目していただきたのが、麒麟の点数です。
松本氏は、優勝した中川家より高い75点を麒麟に付けています。
ここから検証開始です!
『M-1グランプリで松本人志が優勝者よりも高い点数を付けたコンビは、次の年決勝に進めば必ず優勝できる説』
つまり、2002年大会で麒麟が出場していれば優勝しているという説です。
M-1グランプリ第2回(2002)
2002年のM-1グランプリの決勝進出者と松本氏の採点はこちらです。
残念ながら、麒麟は決勝に進出していませんでした。
2002年大会で優勝したのはますだおかだでしたが、
松本氏は、2位のフットボールアワーに85点とますだおかだよりも高い点数をつけています。
つまり、2003年大会でフットボールアワーが決勝進出していれば優勝しているということになります。
M-1グランプリ第3回(2003)
そして2003年大会の順位がこちら!
2003年大会は、見事フットボールアワーが優勝しました!
今回の説である、
『M-1グランプリで松本人志が優勝者よりも高い点数を付けたコンビは、次の年決勝に進めば必ず優勝できる説』
が立証されています。
この調子で検証を継続します。
M-1グランプリ第4回(2004)
2003年大会では、松本氏は優勝者のフットボールアワーに最高得点をつけたため、2004年は説スルーとなります。
実は、説うんぬん以前に2004年大会には松本氏は審査委員をしていませんでした。
気を取り直して2005年大会をみてみましょう!
M-1グランプリ第5回(2005)
2005年大会では、ブラックマヨネーズが優勝。
松本氏の採点は、ブラックマヨネーズ・笑い飯・チュートリアルが同最高点となっていました。
「優勝者よりも高い得点」のコンビはいないため翌年2006年は説スルーになりますが、、、
M-1グランプリ第6回(2006)
2006年大会では、昨年2005年大会で優勝者ブラックマヨネーズと同評価を受けたチュートリアルが優勝しました。
2005年大会では、総合順位は5位という結果だったチュートリアルを優勝者と同評価をしていた松本氏。
説とは少しずれていますが、松本氏の「お笑い眼」はさすがと言えるでしょう。
検証を継続していきましょう。
松本氏は上記表のとおり2006年大会では、優勝したチュートリアルを95点で最高得点にしているので、
「優勝者よりも高い得点」のコンビはいないため翌年2007年は説スルーになります。
M-1グランプリ第7回(2007)
2007年に優勝したのは、サンドウィッチマンでした。
M-1史上初の敗者復活戦からの優勝を成し遂げ世間に衝撃が走りました。
これは、松本氏もびっくりだったのではないでしょうか。
2007年大会でも松本氏は、優勝者のサンドウィッチに最高得点をつけているため翌年の説はスルー。
ですが、2008年ではまた新しいコンビが優勝するのではないかと期待が持てます。
M-1グランプリ第8回(2008)
その期待どおり2008年大会では、すい星のごとくあらわれたNON STYLEが優勝しました。
そして、松本氏はNON STYLEとオードリーに95点をつけていますが、
「優勝者よりも高い得点」ではないため、次回2009年の説の検証はスルー。
M-1グランプリ第9回(2009)
2009年の優勝者は、初出場のパンクブーブーでした。
そして、松本氏は優勝者パンクブーブーよりも笑い飯の方が高い点数をつけました。
きました!
来年2010年に笑い飯が優勝すれば説が立証されます!
ですが、「無冠の帝王」の異名をもつ笑い飯。
説の立証もここまでかと思いましたが、、、
M-1グランプリ第10回(2010)
なんと、2010年大会で笑い飯が悲願のグランプリを獲得しました!
やはり松本氏のお笑い眼は間違っていないようです!
さらに2010年大会で松本氏は、優勝者笑い飯よりもパンクブーブーに高得点をつけています。
これは、、、来年2011年にパンクブーブーが史上初のM-1グランプリ2回優勝の期待が膨らみました!
しかし、、色々ありまして、、M-1グランプリ2011年大会は開かれませんでした。
色々は語りませんが、2011年にはM-1グランプリの後釜としてTHE MANZAIが開催されました。
無理やり説を紐づけると、、、
2011年のTHE MANZAIで優勝したのはパンクブーブーでした!
兎にも角にも、松本氏のお笑い眼の力を示す結果となりました!
M-1グランプリ第11回(2015)
そして、、ほんと、、色々ありまして、、2015年にM-1グランプリは復活を果たしました。
しかし、審査員の中に松本氏の姿はなく、このまま説は迷宮入りかと思われましたが、、2016年から検証続行となります。
ちなみに2015年の審査員はM-1グランプリの歴代優勝者から構成されており、
優勝者はトレンディエンジェルでした。
M-1グランプリ第12回(2016)
2016年の優勝者は銀シャリでした。
ここであらためて今回の説を確認します。
『M-1グランプリで松本人志が優勝者よりも高い点数を付けたコンビは、次の年決勝に進めば必ず優勝できる説』
ということで、2016年に松本氏が最高得点をつけたのは、優勝者の銀シャリだったので翌年20017年の説はスルーになります。
M-1グランプリ第13回(2017)
2017年の優勝者は、とろサーモンでした。
そして松本氏は、とろサーモンよりもジャルジャルの方に高い得点をつけています。
説が正しければ、来年2018年の決勝戦にジャルジャルが出場していたら優勝しているはずです!
M-1グランプリ第14回(2018)
しかし、見事2018年の決勝に進出したジャルジャルでしたが、結果は3位という結果になりました。
残念ながらここで説の立証はならずでした。
『M-1グランプリで松本人志が優勝者よりも高い点数を付けたコンビは、次の年決勝に進めば必ず優勝できる説』
ちなみに、ジャルジャルは2020年のキングオブコントで優勝しその実力を見せつけることができました。
2019年、2020年は次のような結果になっています。
M-1グランプリ第15回(2019)
M-1グランプリ第16回(2020)
まとめ
説の立証はできませんでしたが、ダウンタウン松本人志氏のお笑いを視る力の凄まじさが少しでも伝えられていたら本望です。
歴代のM-1グランプリは、AmazonPrimeですべて無料で観ることができるので、是非一気見してみてはいかがでしょうか?