【ガジュマル剪定】丸坊主にしてみた効果やメリット、時期や注意点は?

【ガジュマル剪定】丸坊主にしてみた効果やメリット、時期や注意点は?

ガジュマルはとても丈夫な植物で、放っておいてもどんどん成長してくれます。
でも、大きくなりすぎるのは困りますよね。

剪定を考えている方で、丸坊主ってどうなの?と思っている方や
なんだか葉っぱの元気がなくて困っているという方に是非参考にしていただきたいと思います。

今回は、実際にガジュマルを丸坊主にしてみた経過観察と共に、丸坊主の時期や注意点、メリットや効果をご紹介していきます。

最後に丸坊主が失敗しないコツもまとめてあります。

どんな時に丸坊主にするのがおすすめ?

こんな時におすすめ①葉っぱが大きくなりすぎたから選定したい
②葉っぱが間延びしてなんだか不格好
③葉っぱに虫が湧いて困っている
④あまりガジュマルの元気がない

ちなみに今回ご紹介するガジュマル君は、②~④の理由で丸坊主にしました。

①ガジュマルが大きくなりすぎたから選定したい

ガジュマルは、しっかり日光に当たるところで育てていればどんどん大きくなっていきます。
一回り小さくする剪定も楽しいのですが、思い通りの形にならないときは丸坊主にするのもおすすめです。

②ガジュマルが間延びしてなんだか不格好

ガジュマルはとても丈夫な植物なので、日本の冬も乗り越えることができます。
しかし、ガジュマルは日光が大好きな植物なので、日照時間の短い冬場や日当たりの悪い家の中で育てていると、日光を求めて葉っぱ(茎)が伸びてひょろひょろになってしまいます。

それはそれで、可愛いんですけどね!

やっぱり、青々と生い茂った葉っぱのガジュマルにしたいという方は、思い切って丸坊主にするのがおすすめです!

③葉っぱに虫が湧いて困っている

ガジュマルは、特にハダニやカイガラムシなどの害虫が湧くことがよくあります。
葉っぱに白い点々が付いて葉っぱの元気がなくなるので、早めに対処が必要です。

もちろん害虫を除去する方法もありますが、暖かい時期(後ほど適正時期を解説)なら丸坊主にするのがおすすめです。

④あまりガジュマルの元気がない

丈夫なガジュマルですが、元気がなくなり枯れてしまうこともあります。
しかし、時期を見計らって丸坊主にすれば元気に新芽が生えてきます!

ガジュマルを丸坊主にするメリットと効果

・見た目がよくなる
間延びしてひょろひょろになったり、大きくなりすぎて形が不格好になったガジュマルをきれいな状態に戻してあげられます。

・元気になる
ガジュマルは葉っぱがなくなると、幹にしっかり栄養が蓄えられ、新芽を出そうとがんばります。
そのため、元気がなかったガジュマルも思い切って丸坊主にすると、幹に栄養がいきどんどん新芽を出して、しっかり日光に当てて育ててあげれば幹も葉っぱも元気になります!

丸坊主の時期

丸坊主に適した時期:5月~7月頃、気温25℃以上の時間が長い時期

基本的に、植物の剪定を行うのは成長期の時期です。
ガジュマルの成長期は、4月~9月頃ですが、地域によって変わってくるので注意しましょう!
目安としては、気温が安定して25℃以上になるとガジュマルは成長を始めます。
安定して25℃以上で管理できるようになってから丸坊主にするのがおすすめです。

時期でいうと、気候が安定してきた5月や6月頃に丸坊主にするのが良いとされています。

しかし、今回ご紹介するガジュマル君は、7月9日に丸坊主にしました。
理由は、梅雨の時期に丸坊主にすると日光が足りず間延びしてしまうと思ったからです
晴れの日が多くなって日中は30℃を超すような日が多くなってから丸坊主にしました。

先に経過観察の結果を言うと、丸坊主後の成長も早く、しっかり育ってくれました。

注意点
寒い時期・25℃を下回る時間が長い時期は、丸坊主はやめましょう。
ガジュマルの成長が止まり、あまり水を吸わなくなり根腐れを起こしてしまう可能性が高くなります。

新芽が出るまでの日数

新芽が出るまでの日数:1週間~1ヶ月

5月、6月の成長期が始まったばかりの時期に丸坊主にすると新芽が出るまで2週間~3週間くらいかかることがあります。
しかし、今回7月9日に丸坊主にした場合は、1週間で新芽がしっかり出てくれました。
日光と気温なども含めて、
個人的には梅雨明けくらいの7月頃が丸坊主におすすめの時期です!

ガジュマル丸坊主後の経過観察

7月9日

剪定前の状態は、、
冬の時期に元気がなくなり、葉っぱが間延びして不格好になり、さらにハダニがぽつぽつといる状態でした。
(剪定前の写真撮り忘れました・・・)

元気になってもらうため思い切って丸坊主に!

ガジュマル丸坊主

切った葉っぱの一部です。

ガジュマル挿し木
この葉っぱちゃんたちは挿し木にしました。
挿し木の経過観察は、別の記事でご紹介しようと思います。

7月16日(1週間後)

ガジュマル1週間後

可愛い新芽が出てきました!

この1週間は夏晴れが続いたので、思ったより成長がはやいです。

新芽が出てきたので、ここでいつも使っている液肥を混ぜて水やりをしました。

ハイポネックス

肥料は、吸収できない状態のときにあげると逆効果になって枯れてしまう危険があります。

なので、葉っぱが出ていない状態の時は与えない方がよいかもしれません。

今回は、思ったより成長が早く新芽もしっかり成長してきていたので、薄めの液肥を与えました。

7月24日(2週間後)

ガジュマル2週間後

ガジュマル新芽

もう立派な葉っぱになってる!

液肥が良かったのか、晴れの日が続いてるのがよかったのか、しっかり成長してくれました。

これから経過観察を続けていきたいと思います!

ガジュマル丸坊主のコツ

今回丸坊主をしてみて個人的なコツをまとめました

1.丸坊主の時期は7月
2.日光にしっかりあてる
3.水やりは通常通り土が乾いたらたっぷりあげる
4.新芽が出てからの水やりは液肥を薄めてあげる
5.特別なことはしなくてもしっかり育つ