夏が旬!砂浜の女王「キス」を釣りに行きましょう!
釣りが初めてでも、小さい子供でも、高い道具を持っていなくても簡単に釣ることができるそれがキスです!
基本的なポイントを押さえておけば簡単に夕食をゲットできること間違いなしです。
・キスが釣れる時間帯
・キスが釣れる場所
・キスが釣れる餌
今回はキスを釣るためのポイントを解説していきたいと思います。
また、釣れるコツもご紹介しているので、ぜひ試してみてください!
最後にポイントのまとめも記載しておきますので、スクショしてお役立てください。
それでは、どうぞ!
キスが釣れる時期
キスは一年中釣れる魚ですが、簡単に釣れる時期は「夏」です。
5月から8月にかけて浅瀬に群れを成し、産卵に備えて餌をたくさん食べます。
そのため、釣り人にとって足場のしっかりした堤防や砂浜の海岸からちょいっと投げるだけで釣るには、6月・7月・8月がおすすめです!
ちなみに、秋には丸々太った大型のキスが釣れます。
しかしだんだんと寒くなる秋には海の深い場所に行ってしまうので、
沖の方まで届くように遠投したり船から釣る必要があるため、ワンランク上のキス釣りに挑戦したい方におすすめの時期になります!
キスが釣れる時間帯
一般的に魚が釣れる時間は「朝マズメ」と「夕マズメ」と言われています。
朝マズメと夕マズメって?
朝マズメとは、日の出の前後1時間程度の時間帯。
夕マズメとは、日の入りの前後1時間程度の時間帯。
要するに、朝日が昇る時と夕日が沈む時が魚たちのゴハンの時間ということです。
一般的な魚と同じようにキスも朝マズメと夕マズメの時間がよく釣れます!
群れを見つけることができると入れ食い状態になることもしばしばあります(^-^)
夏だと、朝の5時から8時、夕方の17時から20時くらいがよく釣れます。
「朝早く起きるのはつらい・・・」
「暗くなると子供は危ないんじゃ・・・」
そんな方も安心してください!
朝マズメ、夕マズメ以外でも釣れる時間帯があります。
それは、「上げ3分、下げ7分」と呼ばれる時です。
上げ3分、下げ7分って?
上げ3分とは、干潮の時間から2時間後。
下げ7分とは、満潮の時間から2時間後。
よくわからないですよね・・・笑
要するに、潮が動き始める時間ということなんです。
満潮・干潮の時間は潮の流れが止まり、魚たちの活性も落ち着く時間帯です。
そして、満潮・干潮の時間から約2時間後に潮が動き始めます。
この潮が動き始める時間こそが、魚がよく釣れる時間になります。
例えば、満潮:8時/干潮:14時となっていれば
10時辺り、16時辺りから潮が動き始める時間でよく釣れるということになります。
満潮・干潮の時間は日によって変わってくるので、
満潮の時間と干潮の時間を調べておくと釣れる確率がグンッと上がります!
満潮・干潮の時間は検索すれば簡単に出てくると思います。
僕は、潮汐カレンダーのアプリを入れています!
潮だけではなく日の出・日の入りの時間が分ったり、地域ごとに調べられるのですごく便利です!
驚くなかれ九州と東北では、満潮・干潮の時間が3時間以上違うのです。笑
時間を調べるときは、釣りに行く地域の時間を調べましょう。
無料のアプリが色々あるので、自分が使いやすいアプリを一つ入れておくのがおすすめです!
(ちなみに僕が使っているのは「潮汐なび」というアプリです。画像もアプリの画面の一部です。)
キスが釣れる場所
キスは全国に生息しており、どの地域でも釣ることができます。
※地域によって気温などが違うので、最初に書いた釣れる時期が多少ズレます。
釣れる場所は、主に「砂地の海」です。
極端な話、海水浴場にもキスはたくさんいます。
基本的に釣り禁止なので、釣っちゃダメですけどね(>-<)
おすすめの場所は、海水浴場の近くにある港の堤防や海水浴場ではない砂浜の海岸などです。
海水浴場の近くの海は、砂地のことが多いです。
また、人が泳いでいない砂浜があったらチャンスです。
ただ、最近は釣り禁止の場所が増えてきているので、釣っても大丈夫な場所か調べておくと良いと思います。
釣具店に行けば、キスが釣れている場所が書いてあったり、店員さんに聞けば近くのおすすめの場所を教えてくれので、エサや仕掛けを買いに行くついでに聞いてみるのがおすすめです!
必要な道具
今回は、堤防や砂浜からチョイ投げする釣りを想定しています。
最初に書いたとおり、秋などに釣る遠投や船釣りの道具とはちょっと違います。
一番簡単で安く揃えられる道具をご紹介していきます。
釣り竿
長さが2mくらいの軽い釣り竿でOK!
キス釣りでは、長すぎる竿や大きい竿ではアタリがわからない場合があるのでちょうどいい長さの竿を探しましょう。
2mくらいの竿には、サビキ釣り用、エギングロッド、メバル用、アジ用など種類が色々あります。
結論は長さ2mを目安にして選んでいただければなんでも大丈夫です!
キス釣りだけでなく、サビキ釣りやアジ釣りなどにも対応できる耐久性のある釣り竿がおすすめです!
2本に分かれるタイプと縮まるタイプがありますが、
コンパクトに縮まるタイプの方が持ち歩きやすいのでおすすめです!
チョイ投げは何釣り用など書いていない一番安い竿でも全く問題ありません。
リール
リールはスピニングリールを選びましょう。
また、リールには番号がついており、1500番や4000番など色々あります。
単純に数字が大きくなるにつれ遠投、大物用と考えて頂ければ大丈夫です。
チョイ投げのキス釣りにおすすめなのは2000番前後のリールになります。
大きい番号のリールでも問題ありませんが、キス釣りでは仕掛けが軽いため大きすぎるリールだとうまく操作できない可能性があります。
おすすめは、釣り具メーカーとしてはトップクラスのダイワの2000番台のリールです。
安くて耐久性もありとてもおすすめです。
リールも竿と同様に一番安いもので全く問題なく釣れます。
100均やホームセンターなどでも売っている安い釣り竿でもしっかり釣れます。
しかし、耐久性や操作性を考えると釣り具メーカーのリールを買った方がよいかもしれないです(経験上)笑
仕掛け
仕掛けはハリとおもりがセットになったキス釣り用の仕掛けがおすすめです!
ハリとおもりを別々に買う場合は
ハリはキス釣り用の針があるのでそれでOK!
おもりは天秤付きのおもりがおすすめです!
根掛りしづらくなります。
重さは3~6号になります。天秤付きじゃない場合は中通しのおもりにしましょう。
セットがおすすめ!
色々と道具をご紹介しましたが、釣り竿・リール・糸・仕掛けがセットになっているものが、一番おすすめです!笑
これ一つと餌を持っていけばキスは簡単に釣れます。
なによりすごく安いので、手軽に釣りを始めたい方におすすめです!
餌
餌はイソメ、ゴカイ、ジャリメ、ケブなどがおすすめです。
地域によって名前が違うみたいです。
そして、個人的にはゴカイがよく釣れます。
ワームなどでも釣れますが、絶対に生き餌にした方が釣れます!
夏場の暑い日は餌がどんどん元気がなくなっていくので、釣りに行く直前に買って、クーラーボックスなどに入れておくと最後まで元気にいてくれます!
キス釣りのコツ
キスが住み着く場所
堤防や砂浜の中でもキスが住み着く場所があります。
「カケアガリ」と呼ばれる場所です。
海水浴にいくと底の砂が波打っているのを見たことありませんか?
底の砂も潮の流れや波などによって溝ができます。
カケアガリとは、この溝が大きく急に深くなる場所のことです。
急に深くなる場所にはキスが留まっていることが多いのです。
カケアガリを見つけるには、おもりを引きずりながらゆっくり巻いていきます。
急に重くなる場所があったら、そこがカケアガリです!
釣れるポイントを見抜くのは難しいですが、
海の中をイメージしながら色んなポイントに投げてみてください。
きっと釣れるポイントが見つかります!
また、一匹釣れた場所にはキスの群れがいる可能性が高いので、
同じ場所を狙うのも効果的です。
巻き方のコツ
ちょっとした巻き方のコツをつかめば、他の人が釣れていない状況でも釣果を伸ばすきっかけになります。
その巻き方とは、
底におもりが付いた後、ゆっくりと巻きます。
そして、少し止めます。
また、ゆっくり巻きます。
この繰り返しがコツです。
同じ場所に投げっぱなしではなく移動させること、
そして一旦止めることで餌が波に揺れ自然な動きをするので、警戒されにくくよく食べてくれます。
また、釣れるポイントを見つけた場合は
そのポイントより遠くに投げ、上記の巻き方でポイントを通過させるイメージで狙うのがおすすめです。
餌のつけ方のコツ
餌はハリに付けた後、2㎝前後に短く切るのがコツ!
キスの口は小さく、餌をそのままつけると一口で食べきれないので、アタリはあるけど釣れないということがよくあります。
短く切っておくことで針にかかりやすくなります。
まとめ
・よく釣れる時間は日の出・日の入りの前後1時間と満潮・干潮の2時間後!
・よく釣れる場所は砂浜!
・よく釣れる餌はゴカイ!
・キス釣りのコツはカケアガリを狙う!ゆっくり巻く、止める、ゆっくり巻く!釣れる場所より遠くに投げる!
以上、簡単にキスを釣る方法をご紹介しました。
ポイントを押さえておけば、短時間でも大漁になること間違いなしです!
気軽にキス釣りに行ってみてはいかがでしょうか?