お風呂場のゴムパッキンにこびりついた黒カビはなかなか落ちません。
カビキラーなどの市販のカビ取り剤や重曹、漂白剤など色々試してみた方はわかると思いますが、
一度こびりついた黒カビって思ったよりきれいにならないんですよね・・・
私も市販のカビ取り剤・重曹・お酢・漂白剤などなど試した結果、完ぺきに落とせるものに出会いました。
今回は、黒カビが絶対に落とせるものをご紹介します!
黒カビの原因
しかしまずは、黒カビの発生する原因を知り、予防する意識が大切です!
私のように掃除をさぼりがちな人は是非参考にしてください。
なぜお風呂場に黒カビが繁殖してしまうのか?
黒カビが発生してしまう環境は、主に3つです。
・湿度が70%以上
・黒カビの栄養になる汚れ
まさに、お風呂場が当てはまっています。
お湯で温められ、うまく換気ができていない浴室と石鹸や人の皮脂などが飛び散って残りカスが栄養となり、黒カビはどんどん繁殖してしまいます。
特に、ゴムパッキンの部分や床のタイルの溝など汚れがたまりやすい場所に黒カビは発生しやすいのです。
黒カビを意識的に予防することも大切
黒カビが発生する原因がわかれば、常に意識して条件が整わないようにすることができます。
私が実践している黒カビ予防法は、「お風呂終わりに冷たい水で浴室全体を流す」です。
綺麗好きの方の中には、毎回お風呂終わりに浴室を掃除してタオルで拭く人もいるらしいですが、私には無理です(笑)
せめて冷たい水である程度汚れを洗い流して、しっかり換気しようと心がけています。
これだけでもかなり変わっていると思います。
黒カビを落とす方法
黒カビを滅菌できる成分として次亜塩素酸ナトリウムやエタノールが有名です。
いわゆる市販のカビ取り剤もこの成分が含まれており、黒カビを除去してくれます。
よく言われる黒カビ掃除の方法として、
塩素系の漂白剤(キッチンハイターなど)や重曹、お酢、クエン酸などがあげられます。
キッチンハイターなどの塩素系漂白剤は、市販のカビ取り剤と同じように黒カビを除去してくれる塩素系の成分が入っているため効果があります。
また、重曹やお酢、クエン酸は、それぞれアルカリ性・酸性に属され、汚れを落とす効果があるため掃除によく用いられます。
しかし、重曹には黒カビ自体を滅菌する効果はありません。
重曹には、「静菌効果」つまりカビの繁殖を抑制する効果があります。
重曹は汚れを落とす効果は十分にあるので、黒カビ除去というよりも黒カビ予防に効果があります。
まとめると、黒カビを根元から完全に除去するためには、次亜塩素酸ナトリウムやエタノールといった成分が含まれているもので掃除する必要があります。
重曹や市販のカビキラーなどではなぜあまり落ちない?
重曹については前述したとおり、滅菌作用ではなく静菌効果があるので期待したほど黒カビはきれいになってくれません。
市販のカビ取り剤には、滅菌効果がある塩素系の成分が入っています。
しかし、期待したほど落ちなかったという方も多いと思います。
少し語弊があるので補足すると、
もちろんカビキラーなどのカビ取り剤もしっかり黒カビがきれいになります。
が、やはりゴムパッキンやタイルの溝にこびりついた黒カビはなんとなく残ってしまっていることがあるんですよね・・・。
では、なぜ完ぺきに黒カビを除去できないのでしょうか?
市販のカビ取り剤で黒カビが落ちない理由
市販のカビ取り剤で黒カビが完ぺきに落ちない理由は、「根本まで届いていない」からです。
カビキラーなどの有名なカビ取り剤はスプレー(泡)タイプのものが多いと思います。
泡タイプのカビ取り剤は根元にたどり着く前に流れ落ちてしまうため完全に除去することができないのです。
黒カビの掃除方法として、カビ取り剤をなじませた後、キッチンペーパーやラップで覆って時間を置くなどの方法を見かけたことはありませんか?
これは、カビ取り剤が流れ落ちてしまうのを防ぐために行っているんですよね。
しっかり成分を根元まで届かせることができればどんなカビ取り剤でもきれいに落とすことができるのではないでしょうか。
しかし、私のようにめんどくさがりな人にとっては、ゴム手袋をはめて地道にラップを貼り付けていくという作業が苦手なのです・・・
そこで、色んなカビ取り剤を調査した結果、一番効果があったのが「かびとりいっぱつ」というカビ取り剤です。
黒カビが簡単に落ちるカビ取り一発
かびとりいっぱつは、掃除業者の方も使っているというカビ取り剤ということで試してみた結果、今までで一番効果を実感できました。
かびとりいっぱつの成分は、他のカビ取り剤とほぼ同じだと思います。
特徴は、ジェル状になっているので流れ落ちることがないということです。
塗って放置しておくだけで根元から黒カビが除去できるのでかなりおすすめです。
試してみた効果と感想を詳しくまとめているので、是非ご覧ください。
黒カビ掃除の注意点
カビ取り剤を使用する際は、次のことに注意しましょう。
塩素系のものと酸素系のものを絶対に混ぜない!
塩素系のものと酸素系のものを混ぜると有毒なガスが発生します。
ご紹介したかびとりいっぱつは、塩素系のカビ取り剤ですが、他のカビ取り剤の中には酸素系のカビ取り剤もあります。
まずは、使用するカビ取り剤が塩素系のものか酸素系のものかをしっかり把握しましょう。
そして、カビ取り剤を使用する際には、他のカビ取り剤に限らず掃除に使う商品と絶対に混ざらないように気を付けてください。
カビ取り剤を使用する際は、必ず常に換気をして掃除をしましょう。
漂白作用に注意!
カビ取り剤には漂白作用が強いものがあります。
ゴムパッキンやタイルの溝だけでなく、カビ取り剤のついた部分が変色する可能性があります。
変色しそうな部分などには、マスキングテープなどをあらかじめ貼ってカビ取り剤が付かないように注意しましょうあ。
まとめ
いかがでしたか?
少し掃除をさぼっただけですぐに発生してしまう黒カビ。
特にゴムパッキンにこびりついた黒カビを根元から除去するのは大変です。
今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください。